それから
俺は毎日を一日を大切に過ごした。


少しのことで全力で楽しんで
大声で笑って
興味のあることは全部手を出した。



反面
小さなことで悲しんで
大声で泣いた


足早に過ぎる時間
もう
アコはいないのに
探し続ける自分


そんな自分を見ないように
触れないように




いつの間にか
アコを思い出すのも
少なくなっていった。