斗亜side






『斗亜はれあちゃんのこと好きだから泣かないで』


いつも泣いてばかりのれあに
俺はこの言葉をかけ続けた


俺とれあは小さい時から一緒。

れあは昔から周りに馴染めず
友達がいなかった。











だんだんと歳を重ねるうちに
れあに友達がいないのは
れあの人見知りのせいではなく







俺のせいになっていった