光と共に我に返る。 「あ、アレ?外………。」 ハァハァと息を切らしている神。 「ご、ごめん‼︎」 手を離す。 『このブス‼︎疲れるべや‼︎』 怒られる。 「ごめん………。」 それしか言えない私。 『ちょ、玖薇なしたの⁉︎』 2人も走ったのか息を切らしていた。 『ブスがビビって走り出した』 ベンチに座り怪訝な顔をする神。 『怖いのダメだった?』 菜が心配そうに私を見る。