そして、次の日の朝 私を起こしたのは意外に意外にも 神だった。 『おいブス起きろ。 寝過ぎもブスになるんだぞ』 私の布団をバサっと奪い取り クローゼットを勝手に開け 適当にワンピースわ取り出し 顔面に投げられる。 『5分で着替えろ』 バタン。 閉まるドアをしばらく眺める。 と。 『早く』 不機嫌そうな顔を覗かせ 小さく言う。