何してんだろ。私。


と、下へ降りて
ここまで来たから
本当に水飲もう。


『あら?どうかした?』

おばさんが私を見るなりそう言った。

「み、水飲もうと思って…。」

またどうしていいかわからず
ヘラヘラ笑う。


『どうかした?』


いつも通に笑っていたつもりなのに
おばさんには何でもわかって
しまうらしい。


「……実は……。」


私は神のキズの話をした。