******************************* 正直、玖薇が 結婚について考えていたことに 驚いた。 嬉しかったのもあるけど 別れる気ないんだなって思うと 照れ臭かった。 『あんま泣くなよ? 泣いたらブスだから別れるぞ?』 「泣かない。神といれるなら 我慢するし」 本当、照れるんだけどな…。 俺の胸に顔をうずめている玖薇。 しばらくこの体制でいたいと クッキーのお皿を玖薇の頭に置く。