洸の胸に顔をうずめる


「俺から離れるな…」


うん…


離れないよ


きっと

もう離れられないんだよ

だから私が


「私が離してあげないんだから!!」


「クスッああ」



あたたかい夢…


こんな幸せな夢は


10年ぶりだった…