そう思った…


「「ひな」」


でも…

パパとママの声は優しかった


パパの優しい手が私の髪をさわった


「もう大丈夫ね?」

優しいママの声だった


チュッ


パパは髪に…

ママはまぶたに…

キスをした…



「あっ」


白く輝く道をパパとママが歩いていく


「やだ!!パパ!!ママ!!」

もう…


「ひなを一人にしないで!!」