笑顔を忘れた天使【完】



「なんで洸が泣くのよ…」


そう言ったひなは小さくて…


俺の腕にすっぽりと入る大きさで…



「悔しいんだ…」



強く抱きしめないと消えてしまいそうで…


「もっと早くひなに出会っていれば…」


「もっと早くひなを救えたかもしれない…」


怖かった…


「救ってくれなくていいよ…」