「あ、別に頭おかしいわけじゃないからな。いずれそうなるってこと」

「んなのわかんねーだろ?」

「さぁ、それはどうかな。あかねは俺以外とは絶対に結婚しない」

「……そうかよ」

「それで、いざ結婚しようとした時に俺が雨宮流なんか継いでたら、婿養子になれないじゃん?だから俺は雨宮流を継がないで、奏大、お前の秘書になる」

「はいはーい!じゃぁ、俺は奏大専属の運転手になる!」

「………勝手にしろ」








奏大がそう言うと、創や淳平は笑っていた。