もう二度と辛い思いをさせない。 今度こそ、2人で幸せになろう。 例え、昔の記憶がなくても、これから新しく2人で作っていけばいい。 昔の記憶は、俺や創、淳平、律が覚えている。 全員が忘れたわけじゃないんだ。 誰かがあの頃の俺達を覚えている。 それだけで十分だろ? それだけ俺にとって雨宮花菜という存在は、特別な存在なんだ。 それは今も昔も変わらない。 花菜。 愛してる。 もう二度と、この手から離さない。