それから時は流れ、今日はいよいよパーティー当日。 パーティーは夕方から始まるということもあり、奏大と花菜はまったりと過ごしていた。 するとそこへ、来客を知らせるチャイムが鳴った。 「はーい」 『花菜、俺…』 「創くん」 『両手が塞がってるんだ。悪いけど開けて?』 「わかった」 そう、訪ねてきたのは、創だった。 何か荷物を持っているようで、花菜は急いで玄関のドアを開けた。