(奏大 side )
俺にとって花菜は、過去も現在も大切な存在であることには変わらない。
まさか、俺のせいで花菜が辛い目にあっていただなんて、全く気付かなかった。
言ってくれればいいのに…と思うと同時に、そこまで深い関係を築けていなかったのだと、反省させられた。
そうだよな。
俺には昔の記憶があっても、花菜にとっては最近初めて会ったばかりの男。
自分の気持ちやあったことを素直に表現することなんて出来ないよな。
考えればすぐわかることなのにな…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…