淳平と別れた奏大は、花菜の病室に向かった。 「花菜…ただいま」 そう言いながら奏大は花菜に近付き、花菜のおでこにキスをした。 そして、ベッドの近くにある椅子に腰掛けた。 「……花菜?泣いているのか?何故?」