sweet memory ~奏大side~




そこへ、電話をしていて今までいなかった創が車に戻って来た。









「連絡ついたぞ。うち(副社長室)に呼び出した」

「…わかった」

「花菜ちんをこんな目に合わせた仕返ししてやらないとな」

「……もちろんだ。理由は何であれ、花菜を傷つけることは許さない」








奏大だけでなく、創や淳平も同じ気持ちだった。
過去の一件があるせいか、3人は花菜のことになると、過保護になっていたのであった。