sweet memory ~奏大side~




そして、何か考えついたのか、奏大はいきなり顔を上げた。









「どうした、奏大?」

「決めた。あと3日でプロジェクトを片付ける」

「ハァ!?お前、何言ってんだよ!ただでさえ、この一週間、北海道に行ってたことで、遅れが出てるっつーのに、3日で片付けるだぁ!?」








奏大の発言に、創は信じられないとでもいうような表情で、奏大のことを睨みつけた。