「うわっ。飛行機の時間まであんまりねーじゃん」 「…ったく、最終便じゃねーか」 「なぁ、奏大。もうすぐ行くか?」 「あぁ。淳平頼む」 「了解!車を回してくるわ」 そう言うと、淳平は急いで副社長室から出て行った。 奏大や創はというと、急な出張の為にと用意してあるお泊まりセットを出し、ロビーへと急いだ。 淳平が待つ車に乗り込むと、奏大も創も携帯を触り出した。