それから車は会社に着き、奏大は車を降りて副社長室に向かった。 「おはようございます。副社長」 「あぁ」 「昨日はゆっくりと休めましたか?」 「………」 「何かありましたか?」 「いや…花菜とは何もない」 「では…」 「アイツが現れた」 「アイツ?」 「野上麻衣」 「!」 奏大から出た言葉に、創は驚きを隠せないでいた。