本当はこの夕日だって
先輩と一緒に見たかった。

『綺麗だね...』とかいってさ。

まあ、結局は叶えられなかったけど。。

『先輩はこの綺麗な夕日を
彼女と一緒に見るんですね...』

一人呟いた声は誰にも気づかれずに
虚しく消えて行った。