「遙が学校へ来ないのって、私のせいなの?
私が遙を避け始めたから?
でも、それは違うの!
自分で...遙に頼らずに恐怖症を治していこうって思ったからなの...」

遙がなんていうのか怖い...

怖い、怖い、怖い...

私はギュっと目を瞑り、下を向いていた

「はぁ...」

一息溜め息をついて遙は...

「知ってるよ」

ただ一言そう言った