LOVE School Life Ⅰ【完結】

正直、あの言葉達は私にぐさりと突き刺さったけど…でも。




“それに、ラブはそんな女じゃない！”



たった一日しか一緒にいなかったのに。
私の事なんか、何も知らない癖に。



庇ってくれたのが、本当に嬉しかった。



あの後、余計な事を言われたから思わず怒ってしまったけど、本当はとっても感謝している。

結城がいなかったら、私は今もあの噂をされていて、このクラスのみならず全校生徒に知れ渡っていたかもしれないんだ。