「いや、新ちゃん違う違う。さっき偶然会ったの」
「…嘘。俺達、あっきーん家に行ったんだもん」
「げ。早速嘘バレた」
舌を出して、おどける秋人。
目の前に怒っている結城。
それを宥める事なく、一緒に怒る本間。
っつか、どうでもいい。
遅刻する。
「あれ、瞬は?」
そんな皆の会話を遮って、私は尋ねた。
それに過敏に反応したのは結城だ。
「何で瞬たんの事聞くの!?やっぱ瞬たんと出来てるの!?」
「いや、ただ聞いただけなんだけど…」
「瞬は結構遅刻気味だから、チャイムギリギリに悠々と登校して来るんじゃない?」
ぷりぷりしてる結城をシカトして、秋人がそう答える。
はあ、低血圧とかかな。
すっごく納得。
瞬、遅刻当たり前って感じがするし、遅刻してんのに偉そうな感じがする。
「あ、そういえばさ、姉貴からメール来た?」
「ううん、まだ」
「来たら相手してやってよ」
「もちろんだよ」
私と秋人は、結城を無視したまま校門をくぐる。
「…嘘。俺達、あっきーん家に行ったんだもん」
「げ。早速嘘バレた」
舌を出して、おどける秋人。
目の前に怒っている結城。
それを宥める事なく、一緒に怒る本間。
っつか、どうでもいい。
遅刻する。
「あれ、瞬は?」
そんな皆の会話を遮って、私は尋ねた。
それに過敏に反応したのは結城だ。
「何で瞬たんの事聞くの!?やっぱ瞬たんと出来てるの!?」
「いや、ただ聞いただけなんだけど…」
「瞬は結構遅刻気味だから、チャイムギリギリに悠々と登校して来るんじゃない?」
ぷりぷりしてる結城をシカトして、秋人がそう答える。
はあ、低血圧とかかな。
すっごく納得。
瞬、遅刻当たり前って感じがするし、遅刻してんのに偉そうな感じがする。
「あ、そういえばさ、姉貴からメール来た?」
「ううん、まだ」
「来たら相手してやってよ」
「もちろんだよ」
私と秋人は、結城を無視したまま校門をくぐる。



