「よし、行こうか」
「ちょ、ちょっと待て」
待ってと言う私に構う事無く、結城は腕を引っ張っていく。
何度も声をかけるけど、結城は全てを綺麗に無視して行く。
おい、フルシカトか。
結城は図書室に向かう事無く、その手前にある美術室に入るとこっちを向いた。
「…はあ、図書室に行くんじゃないの?」
やっと解放された私は掴まれていた腕を擦りながら、訝しげに結城に言う。
だけど、振り向いた結城があまりにも真面目な顔で私を見るもんだから、思わず息を呑んだ。
「……」
何も言えずにいると、結城が静かに口を開く。
「何かあった?」
「いや、何も」
そうすぐに返すけど、結城はニコリとも笑わない。
いつもとは違う雰囲気を纏った結城に、私の緊張も高まる。
「…嘘。ねえ、ラブって本当にあっきーの事好きなの?」
「え」
思ってもない質問に、私の動きが止まった。
どうして、いきなりそんな事聞くのだろう。
「ちょ、ちょっと待て」
待ってと言う私に構う事無く、結城は腕を引っ張っていく。
何度も声をかけるけど、結城は全てを綺麗に無視して行く。
おい、フルシカトか。
結城は図書室に向かう事無く、その手前にある美術室に入るとこっちを向いた。
「…はあ、図書室に行くんじゃないの?」
やっと解放された私は掴まれていた腕を擦りながら、訝しげに結城に言う。
だけど、振り向いた結城があまりにも真面目な顔で私を見るもんだから、思わず息を呑んだ。
「……」
何も言えずにいると、結城が静かに口を開く。
「何かあった?」
「いや、何も」
そうすぐに返すけど、結城はニコリとも笑わない。
いつもとは違う雰囲気を纏った結城に、私の緊張も高まる。
「…嘘。ねえ、ラブって本当にあっきーの事好きなの?」
「え」
思ってもない質問に、私の動きが止まった。
どうして、いきなりそんな事聞くのだろう。



