【結城ね。わかってたよ。
てか、何で知ってるの?】
【由紀に教えて貰った!!】
……由紀。
全く、勝手に教えないで貰いたい。
【これから連絡取れるねー!
俺の番号ね☆080…】
よし、ここは既読スルーするか。
私は携帯をスカートのポケットに入れると、家までの道を歩いた。
家に到着して、寝る時間になった私は布団に潜り込むと携帯のアラームを確認する。
のはずが…なんだこれはあああ!?
LINE通知が酷い。
画面一杯にLINE通知の文字。
相手はもちろん、SIN。
結城だ。
しかも、全部がスタンプが押されましたって…。



