LOVE School Life Ⅰ【完結】



「清ちゃん!なんか、それもダメ!」

「その手があったか、清二…」


だなんて話しているし。

って、もうさ。
集中出来ないかもしれないから、私一人で勉強していいかしら。


収束つかないまま、私達は教室へと入った。
秋人はまた来るねえって手を振りながら。


結城と本間はどっちが目の前にするか、まだ話している。
本気でアホだ。


「…あのさ、二人とも勉強しに行くんだからね?」


その声に、二人はキョトンとする。
それから

「当たり前じゃん、ラブ」

「もちろんだよ、愛ちん」

そう二人ははっきりと口にして笑った。


わかってるんだか、わかってないんだか。


「どこでもいいじゃん、席なんて」

「違う、わかってない!愛ちんは!」

「そうだ!目の前か、違うかで、月とスッポンぐらい差がある!」

「……」


もう、何も言いません。
すみません、私が悪かったです。

好きにしてください。