「あ、ちょっと待って。電話鳴ってる」
そこに秋人に着信が入った。
私に断ってからそれに出る。
「もしもし。ああ、うん。え?ごめん。俺無理。好きな子出来た。
うん、まじ。今度ね」
「………」
電話を切った後、私の方を見てニッコリと笑う。
何、その顔は。
やっさしー顔しないでよ。
なんか、調子狂うじゃん…。
「ねえ、どっか寄り道してく?」
「うん、いいよ」
「え、まじで」
「うん」
「わー、プリクラ撮ろ、んで待ち受けね」
「…それはお断りします」
「何で!」
「秋人だけご自由に」
「いいもん。するもん」
「あはは」
私が笑った後、秋人は私の顔をじっと見つめてから微笑むときゅっと握る手を強くした。
笑ってくれた事が、嬉しかったのかって。
自惚れちゃうじゃないか。
そこに秋人に着信が入った。
私に断ってからそれに出る。
「もしもし。ああ、うん。え?ごめん。俺無理。好きな子出来た。
うん、まじ。今度ね」
「………」
電話を切った後、私の方を見てニッコリと笑う。
何、その顔は。
やっさしー顔しないでよ。
なんか、調子狂うじゃん…。
「ねえ、どっか寄り道してく?」
「うん、いいよ」
「え、まじで」
「うん」
「わー、プリクラ撮ろ、んで待ち受けね」
「…それはお断りします」
「何で!」
「秋人だけご自由に」
「いいもん。するもん」
「あはは」
私が笑った後、秋人は私の顔をじっと見つめてから微笑むときゅっと握る手を強くした。
笑ってくれた事が、嬉しかったのかって。
自惚れちゃうじゃないか。



