恋に落ちた、その先に。

そんなやりとりをしているうちに、体育館に到着。







「あれ?純くんじゃないの?」







声をかけてきたのは、副委員長の茉季(まき)先輩。







初めての委員会から少し時間が経った今は、だいぶ打ち解けたんだ♪






もちろん、他の先輩や1年生たちともね!







「あ、そうなんです!風邪引いちゃったみたいで・・・」






「うそーホント?純くん引かなそうなのにねぇ」






「そうなんですよー!って、あ、紹介・・・しますね?」






後ろで黙って話しを聞いていた橋本くんを前に出す。






「うちのクラスの、橋本くんです。・・・純の、代りに先生が行けって・・・」