_____「……っ!」






しばらくすると、視界の中に見覚えのある顔。






「……いた」






うん。ここにいたよ……。






「ったく、なんでここなんだよ」






近づいてきながら、そう呟いた橋本くん。






「ここに……自動販売機が…あった……から?」






思ったままを口にすると、「ばかか」って言われた。






「へ……?」





「ちょっとこい」





「うぉっ!ちょっ…」





急に私の手首を引っ張る橋本くん。