恋に落ちた、その先に。

「あ、うん。お疲れ」





純は、部室に鞄やらを置いてきたらしい。






ついでに、ユニホームも着てる。






スポーツマンってかんじ。







純は、ギーーッと音をたたせながら椅子をひき、私の隣に座った。






まあ、つまり純の席って話なんだけど。







「…」




「…」







あぁ…どうしよ、沈黙じゃん。






純はこのあと部活あるんだから、早く話さなきゃ!




って思うけど、いざとなると話せないもんだね…。