屯所に着きすぐに副長の部屋へと向かう




厄介な奴に見つかる前に行かなければ




スタスタと自然と早歩きになる





「副長、斎藤です」


襖に近づき声をかけると静かに返事ぎ聞こえたのと同時に失礼しますと言い部屋に入る



「・・・斎藤、それどうした」



副長の視線が担いでいる奴に向けている




「拾いました」



「いやいやいや!そう言うことじゃなくてな」



「・・・拾ってきました」



「言い直せばいいってもんじゃねーよ」



では、なんと言ったらいいのか



と首を傾げたら



「ん・・・」




担いでた奴が起き出した。