「えっ!?」
本日2回目の驚き。
「保健室でサボれば?どうせ誰も来ないし」
「いいんですか?」
「いやならいいけど」
何を考えているのか分からないけど私からすれば好都合。
保健医だけど一応教師だもん。
教師の許可ありで学校サボれるなんてこんな都合いいことなんてない。
「保健室行きます。」
すでに私から目線を外して空を見ている篠原悠に向かって言う。
「あっそ。もうちょいで吸い終わるから待ってて。保健室鍵かかってるから」
煙を吐き出しながら篠原悠が言うので素直に従おうと思って篠原悠が立ってるすぐそばに座る。
