冷たい上司の秘密の誘惑

「おい、着いたぞ。お前んち何階だ?」

「う、う~ん、3階でシュ・・・」


「・・・ったく」

もう、ほとんど寝ている状態の私を、支えているのも無理だと判断した

篠田部長は、私を背負った。


「落とさないでくだしゃいよ~」

「…落とすかよ」


「篠田部長、しぇなかあったか~い」

「…この酔っ払い」


「私ばっかり、ちゅめたくしないできゅださ・・い・・・」

「・・・・」

そのまま、私は夢の中に落ちていった。

篠田部長の背中があんまり居心地よかったから。