遅刻したサンタクロース


「俺ね、ずっと好きなの崇島さんが…」

「はあ!?!?」

突然の告白に固まる

「1年のときから俺崇島さんのこと知ってるよ♪ずっと見てたから…」

「な、なんで私なの??」

挙動不審になりそうである
高嶺くんに好きな子がいるのは有名である。彼が告白を断る際にいつも言うからである。だから、みな告白を断るための彼の嘘だと信じていた。

『本当だったなんて…しかも、私って…!?』

「なんで好きなのかな…う~んわかんないや。気がついたらいつも目で追ってた。チラっとでも君を見つけられた日には、天に昇れそうなくらい気分が浮わついた。見つけられなかった日にはお先真っ暗な感じ(笑)」

と言ってクスクスと笑った。