「崇島さんっ!!これあなたのものではないでしょうか??」 おずおずと彼が手のひらに乗せて出してきたのは 「あっ、私のパスケース…」 私に似合わないナンバーワンの色どピンクの生地にふわふわした印象を受けるような小動物たちの刺繍 母からの入学祝いだ 「このパスケース、崇島さんっぽいよね」 なに言ってんだこいつは?? このどピンクの生…(以下省略)これのどこが私っぽいんだ!!