「それは本人に聞いてちょうだい♪」
え、何。総長に聞けって言ってんの?
「てゆーかまず、あたしまだその族に入るなんて言ってないし!!」
「何言ってるんだ?強制だぞ?」
...やばい。やばすぎる。パパ、笑ってるけど黒いんですけど。
これはもう従うしかないみたいだ...
「わかったよ。入ればいいんでしょ、入れば。」
あたしは機嫌を悪くしたように言い放ち、自分の部屋に行った。
あー、もう泣きたい。
こんなことになるなんて思ってもみなかった。
あ、そういえばいつなんだろう。
凪の誕生日爆走まではいれるのかな。
明日ママに聞いてみよう。
てゆーか、凪たちになんて言おう。
説明してる途中に泣いちゃいそうだな。
そんなことを思いながら、目を閉じた。
