「皐月姉!雪!雪が降ってる!」

「あら、本当?」

「積ってる?」

「結構積ってる!葉月、遊ぶぞー!」

「うん!」

「マフラーと手袋しなさいよー」

「りょーかい!」

***

「ね、ね、弥生姉」

「ん?どうした「えい」ばふっ」

「雪を顔面に投げるなー!口に入ったじゃねぇかよ!」

「すとらいく」

「ドヤ顔で言うな!」

「じゃあ、次はこれを…」

「ちょっと待て!何時の間にそんなデカイ雪玉つくってんの!?」

「あらあら、仲良いわねー」

「皐月姉!?これは一方的な攻撃だよ!?」

「すきあり」

「いった!葉月容赦ないな!?」

「隙を見せるのが悪い」

「お前そんな性格だったけ!?」

「ここは戦場だよ。姉でも容赦はしない」

「ここは家の庭だー!!ホント何があったんだ!」

「最近葉月ちゃんゲームにはまってるのよー」

「皐月姉、小学生になんてゲームさせてんの!?」

「こんなゲーム?」

「見せても読者には伝わんねーよ!!」

「私を忘れてもらっては困るな」

「いだっ!葉月お前はキャラを取り戻せよ!口調がおかしくなってんじゃねーか!」

「何を意味のわからないことを…。弥生、お前はそちらにいるべきではない!」

「お前のほうが意味分かんないこと言ってんぞ!そっちもこっちもないだろ!?」

「キャー葉月ちゃんカッコいいー❤」

「今の何処が!?」

「ふん。当たり前だ。私はこの国の王なのだかりゃ」

「…」

「…かんだよな。完璧かんだよな」

「かんでない」

「イヤ、かんだだろ。りゃって言っただろ」

「言ってない」

「涙目な葉月ちゃんも可愛いわよ!」

「フォローになってないよ、皐月姉」

「あら?」

「…うん。葉月、雪だるま作ろうか」

「…ん。」

実験結果

雪が降ると葉月が壊れるようだ

「結果も何も実験してないよ!?」

               おわり