「クリスマス！」

「おお、いつも死んだ目をしている葉月がきらきらと…！」

「うるさい」

「あぁ！目が、目があぁぁああ」

「ム●カかよ」

「葉月ちゃんはプレゼント貰えるものねー」

「うん」

「なんであたしだけこんな扱い…」

「弥生姉だから」

「存在的に…ねぇ？」

「存在的に！？皐月姉ひどくないか！？」

「皐月姉は優しい」

「…もういいよ。」

「あーごめんなさいね、弥生。ちょっと言い過ぎたわ」

「ちょっとかよ…」

「皐月姉、鶏の丸焼き食べたい」

「あら、本当？」

「…もういい！！開き直ってやる！」

「弥生姉、うるさい」

「ッ…ぐすん」

弥生、ダウン

「ところで葉月ちゃん、ホントにプレゼントそれでいいの？」

「だめ？」

「でも、鯛やきって、いつでも買ってあげるわよ？」

「鯛やきがいい。だめ？」

「い、いやいいのよ！いいから葉月ちゃん泣かないで！」

「鯛やきがダメなら…グランドピア「鯛やきにしましょうね」

「分かった」

「（良かった…。グランドピアノなんてどこで知ったのかしら）」

「友達が言ってたの」

「え！？」

「サンタさんってホントは煙突から来るんでしょ？」

「あ、ああそうね」

「家には煙突がないから玄関に来るんでしょ」

「ええ！良く葉月ちゃん知ってるわねー」

「葉月ー。サンタさんはなー実は」

「ちょっと黙りなさい、弥生ちゃん」

弥生、一時的に復活。
皐月の手によって再びダウン

「さ、早く寝ましょうか。サンタさんは悪い子にはプレゼントくれないわよー」

「分かった。オヤスミ」

「おやすみー」

弥生は皐月のお仕置きを受け、永遠の眠りについた

「勝手に殺すな―！！！」

　　　　　　　　　　おわり