「スキーだよ!全員集合!」

「はい、著作権ー!」

「なによぅ。イイじゃない」

「よくねぇよ」

「全員って言っても三人だしね」

「葉月ちゃんまで…」

「さっさとすべろうよ」

「葉月が毒舌…」

「…にしても弥生ちゃん」

「ん?何?」

「何でそんなにスキー慣れしてるの!?って言うかスノーボードだし…」

「たまに友達と来るからね」

「えぇー。いいなー」

「いいなーって、皐月姉は運動神経皆無じゃん」

「う、うるさいわね。私だってやろうと思ったら出来るのよ!ってきゃあ!」

「…こけてますけどー?」

「葉月よりひどいんじゃない?」

「2人ともひどいわよ!手くらい差し伸べてくれてもいいじゃない」

「「…えぇ」」

「もう!私一人ですべってくるわ!」

「ごめんってー」

「許さないわよ!」

「…葉月パス」

「皐月姉…葉月、皐月姉といっしょにすべりたいな。せっかく来たんだし」

「…きゅん」

「皐月姉、今口で言ったよね」

「…さあ!葉月ちゃんすべるわよ!…弥生ちゃんはおいといて」

「うん」

「ちょっと待てーーー!?」

「いくわよ!…きゃあっ!」

「皐月姉だいじょーぶ?」

「大丈夫よ!」

「皐月姉、ストーップ!血!血がでてる!」

「え?…あぁ、トマトジュースよトマトジュース」

「ウソつけっ!」

「おいしい?」

「葉月舐めようとするなっ」

「おいしいわよv」

「もう皐月姉しゃべんないで!?」

スキーどころじゃなくなる

弥生、ファイト~

     おわり

「お前がこんなカオスを作ったんだろーがよ!」