「あけおめー!!」

「ことよろー!」

「せーの!」

パンっ!

「あけましておめでとーう!」


「毎年疑問に思うんだけどなぜクラッカー!?」

「クリパみたいなもんよー」

「クリスマスパーティーと一緒にすんな!」

「?普通の家じゃクラッカー鳴らさないの?」

「鳴らすわよv」

「葉月にウソを教えるな!」

「ま、とりあえず2140年、あけおめー」

「今年は2014年だー!!!」

「あらうっかり」

「皐月姉可愛い」

「うっかりで済まされるか―!!葉月も可愛いじゃないだろ!?新年早々叫ばせるなー!!」

「弥生姉、近所迷惑だよ」

「本当!弥生ちゃん年が明けてうれしいからって叫んじゃダメよ!」

「叫ばせてるのはお前らだ!」

「お前なんて…私そんな子に育てた覚えはないわ!」

「皐月姉、泣かないで」

「葉月!?お前騙されてる!後ろ見てみろ!皐月姉にやけてんじゃねーか!!」

「ひどいわっ!弥生ちゃん…

    私のボケをスルーするなんて!?」

「しらねーよ!?」

「ぐるるるる」

「何今の音!?」

「葉月のお腹の音。おなか減った」

「誰かさんのせいでまだ朝ご飯食べてなかったものねー」

「誰かさんってあたしか!?」

「お雑煮たべましょーか!」

「葉月はもち1個」

「あたし餅なしー」

「弥生ちゃん!?それは雑煮とは言えないわ!!邪道よ!」

「朝から餅はきついんだよ!」

「皐月姉早く」

「はいはーい」

「皐月姉!?あたしの雑煮異様に多くないか!?」

「餅を食べないのだからいっぱいお汁を飲みなさい!」

「皐月姉結構しつこいよ」

「葉月が毒を吐いたー!?」

「葉月ちゃん…!?私そんな子に育てた「永遠に続くからもういいよ!!!」


           終わり