『あたしは、実花さんとは違う。先生のことも、陥れようなんて思わない。』 蛍ちゃんの言葉が、胸に刺さった。 蛍ちゃんを降ろして走り出す車の中。 何度も、何度も、思い出す。 私だって、瞬のことを陥れたくない。 でも、暴走しちゃって止まらない。 蛍ちゃん、ごめん。 ごめんね…… ------------------ 私と瞬の出会いは、大学のころ。 「ねぇ、そこの君!!」 その声に、振り向いたら。 声が出ないほどのイケメンがいた。 それが、瞬だった。