ダメだと分かっていたけれど。




 写真を渡した次の日。


 俺は、三田華恋から別れを告げられた。


『ふふ、あんたのことなんてだいぶ前から好きじゃない。でも、最後に一つ後悔させたくて。』



 はめられた。


 俺の気持ちを知っててこんなことを……



 あやつられてたわけだ。


 少しして、俺はここに転校してきた。


 すごくワガママだったと思う。


 けれど、どうしても蛍とやり直したかった。


 中二のあの頃の様に。


 けど、その前には池谷がいた。


 二人は両想いで、敵わなかった。


 どうやったらいいか考えて結局、池谷を嫌いにさせたり、気持ちを遠ざけようとした。



 ……でも。



「なにをしても、ダメだったんだ。お前から、蛍を離すことが出来なかった。だから、3日前……」



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 たまたま、教室に忘れ物をして、俺は取りに行った。


『あら、小森君。どうしたの』


 保健の林から呼ばれて、俺は少し話をした。


『えっ!?小泉さんと幼なじみだったの!?』