ダメだと分かっていたけれど。




 次の日、俺は引っ越して行った。


 ただ、少しだけ計画が狂った。



 計画2、三田華恋と別れる。


 しかし、この女は電話を無視しても、メールを返さなくても、別れてはくれなかった。


 すぐに飽きると思っていたのに、何年も付き合うことになる。



『はぁー……蛍、元気かな』


 気づけば、蛍のことばかり考えていた。


 もう、近づくことが出来ないのに、無性に会いたいと思ってしまうのだ。



 そして、今年。


『また、戻ることになったわ』


 そう言われ、この町に戻ってきた。



 ……けれど。


『ねえ、有雅。』



 三田華恋は、俺がまだ蛍を好きってことを知ってか、また脅してきた。



『ムカつくから、蛍って子を地獄に送ってよ』



 こいつ、まじでもう許さねえ。


 けど、断るとどうなるか分からない。

 三田華恋に協力するために、蛍の周りをあさった。


 そうしたら、たくさんのことが分かったのだ。


 一つ目が、池谷瞬だ。