ダメだと分かっていたけれど。



「……っ……」



 思わず、涙が出そうになる。



「蛍……」



 真心は、心配してくれてる。





「……お願い、有雅。もう、関わらないで……」




 有雅に言えばいいんだ。


 避けたら、いいんだ……





「……嫌。」





 えっ……?



 なんで?



 有雅はあたしを傷つけた。



 だから、その傷が癒えた今も話したくないし、極力関わりたくない。



 それに、傷つけたんだから拒否権はないでしょ?



「嫌って……!」



「だって俺、お前ともう一回やり……」



「なにしてんの?」



 有雅が何か言いかけた時、あたしの真上から声がした。



「せんせっ……」