日本はアメリカに助けを求めるが、攻撃の方法がわからないと、拒否をされ、生け捕り作戦をするが、麻酔銃はもちろん効かなかった。

 日本政府はお手上げだった。

 次第に、テレビでも報道はしなくなった。ただし、インターネットからは情報を得ることができた。

 東京にしか出没しないので、その他の地域は対岸の火事として、興味本位でしかなかった。

 巨人はお腹がすくと、人間がエサになると、ネット上では常識であった。

 日本国民はいや、東京都民は巨人に出くわしたら逃げることしかできなかった。

 もちろん、警察など通報すれば現場にくるが、助けられないと、判断した場合は見捨てられるのだった。

 巨人注意報がネット上にはあるが、ネットをしない年寄りが餌食となった。