背伸びしてジャンプして。


「ねぇ真子奈って今他校に彼氏いるけど、どうやって関わったの?」

「え、どうしたのいきなり!はず!!」

いきなりの私の質問に少し顔が赤くなる真子奈。けど真剣名質問だった事に気がついて、ん〜と考え始めた。

「友達の友達だったんだよ、皆で拓也のサッカーの試合みに行った時あったじゃん!実はあの時の相手チームだったんだよね〜」

と照れくさそうに笑いながら言った。

「え、相手チームって事は全く他人だったの?」

「うんそうそう、この話恥ずかしくって拓也以外に話してなかったんだけどさ、拓也にこっそり一目惚れしちゃったから紹介してって頼んだの〜」


すごい..すごすぎる.......


「初めて話す時、緊張した?」

当たり前の質問をしてしまった、と思った。けど、その緊張の怖さに負けなかった真子奈がすごくて、ついこう聞いてしまった。


「したよーーもう、めーっちゃ!
声震えるし、体カチカチだし!
けど後悔するのやだからさー。
あの時私頑張らなかった今ないもん。」


私も......

「私も、後悔したくない..
ごめん、ちょっと学校戻るね!!!」