[短]翼を、ください。ー切なく甘いイブの夜を君とー

「それは、私の気持ち。」



「気持ち………?」



「うん。ずっと側にいてくれるから、贈りたくて。」



そう。いつか、いつかもうすぐ別れが来るのなら、



今彼に伝えたいことがある。




「ジュン、あのね。





…好き。だよ。」




シンとした部屋に私の





ーーーーーーーー好き




が響いた。