そして放課後が来た

辺りは真っ暗で誰もいない

蓮華は由梨の背中にへばりつき震えていた

蓮華「由梨ぃ~…誰も居ないみたいだし帰ろうよぉ~…」

蓮華は由梨に帰るように言うが由梨は聞く耳を持たなかった

由梨「誰もいないのは当たり前でしょ~いたら困るっての!」

蓮華「そうだけどぉ~…(泣)」

蓮華はもう半泣き状態だった

由梨と蓮華は南館の二階についた

由梨「ここだね…」

蓮華「うわぁ~ん…(泣)私達ここで死んじゃうんだぁ~(泣)」

ついに限界に達した蓮華は泣き出してしまった

由梨「…!誰かいるっ…!」

ここで何者かの気配に由梨は気づいた

蓮華「いやぁ~(泣)うっ…うっ…(泣)」

蓮華はまだ泣いている

「…~……~」

何か階段から声が聞こえていることに二人は気づいた

よく聞いてみると

「は~やくだ~れか来ないかな~頭も体~もバ~ラバラ~♪」
と聞こえる

由梨「っ!」

これにはさすがの由梨も怖いようだ

蓮華「うわぁ~ん!!!!(泣)」

蓮華はもっと大声で泣き出してしまった

「…誰かいるの……?」

その声により女の子は二人に気づいてしまった

女の子は二人が隠れていた壁から顔を出した

由梨・蓮華「「…っ!」」

二人は顔が近い恐怖と見てしまった恐怖それがあり、声にならない叫び声をあげた