「あすからしくないねー!演出だって制作だって大丈夫だと思ってるからあすか主役にしたんでしょうが!そんなこといってると主役、とられるよ。」 麻耶の言葉にドキッとした。 とられたくない。 意地でもこのチャンスは逃したくない。 「ありがと。さすが麻耶!大好きー!」 今度は私が大袈裟に麻耶に抱き着いたりして、きゃーきゃー騒ぎながらロッカーにむかった。 .