「やっぱりいちごのせいですか?」 「やっぱりいちごのせいだろな。 ……あ、お客さん、おいらはもう帰りますんで。」 「自分も帰ります!」 あわててあとに続こうとする。 「仲良しですね。お知り合いだったんですか。」 お母さんが言った。