「家の中にあるのか。

……それって結局、ハウス栽培なんじゃ……」

優樹が突っ込んでみたが、やはり流された。

ガチャ。とドアをあけると、

とたんにヒュオォォォ……と音がした。

まるで、吹雪のようだ。

「トナカイさん」

「うん?」

「どーして部屋の中が一面の銀世界なんですか!?」